新華網天津2月11日(周潤健)天文学の専門家によると、旧暦1月15日の元宵節に、月が地球の半影部分に入り込む「半影月食」が発生する予定で、中国の大部分の地区で11日の日の出前に、欠けたままの月が沈む「月没帯食」を観測できそうだ。
月食は自然界の現象の一つで、太陽と地球、月が全く、又はほとんど一直線上に並んだ(地球が太陽と月の間に入る)時に、月を照らす太陽の光の一部、又は全部が地球に遮られて発生する。月が隠される範囲に応じて、皆既月食、部分月食、半影月食の3種類に区分される。
2017年には、月食が2回発生する予定だ。中国では、今回の半影月食よりも、8月7日の晩から8日の明け方に発生する部分月食の方がよい観測条件となりそうだ。中国の多くの地方で月食のすべての過程を観測できる見込みで、月の半分が地球の陰に入っていく美しい情景を見ることができる。
(新華社より)
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