海軍新世代砕氷船「海氷722船」
1月初め、中国の新世代砕氷船「海氷722船」の就役 命名 艦旗授与式が、遼寧省葫芦島の某軍港で行われた。同船はこれで、人民海軍の序列に正式に加盟した。
海氷722船は、海軍に引き渡された最初の272型砕氷船である。同船は就役後、氷の状況の調査や砕氷、海氷域における捜索救難の任務を担うこととなる。海氷722船は、中国が独自に設計 建造したもので、2015年3月に進水した。船体の長さは103.10m、幅は18.40m、満載排水量は4860トン、最大巡航速度は18ノットである。12級の風力に耐えて航行することができ、航続距離は7000海里に達する。ヘリポートが設けられ、「Z-8」型ヘリコプター1機の発着が可能である。