新型砕氷船「海氷723船」
2016年3月17日に就役した「海氷723船」は船体の長さ103.1m、型幅18.4m、満載排水量4860トンで、中国の自主開発した2隻目の新型砕氷船である。同船は、「海氷722船」の姉妹船であり、TC6級の砕氷能力を同様に備え、その年にできた1m以下の氷の連続破砕ができる。同船は就役後、海氷722船と共同で、黄渤海海域を中心とする氷状況の調査と砕氷を担い、氷域で立ち往生した船舶や人員の捜索 救助を行い、電子試験の保障や巡回パトロール、警戒、海上護衛などの任務を果たす。