新華網ロンドン1月9日(記者/張家偉)英国のインペリアル・カレッジ・ロンドンがこのほど発表した報告書によると、科学者は現在、流行する無糖飲料がより健康に良いという観点に疑念を示し、砂糖の代わりに人工甘味料を使用した飲料が健康に有益であることを立証するす証拠はないとの見解を示している。
人工甘味料は無糖飲料に幅広く応用され、蔗糖、ブドウ糖、果糖などの天然甘味料の代替として使用される。同報告書は飲料メーカーの宣伝によって、体重を減らしたい、又は糖分の摂取を抑えたい多くの消費者が無糖飲料をより健康的な選択と見なしているが、無糖飲料が糖分を含む飲料と比べて健康に有益である、又は肥満になり難く、2型糖尿病のような肥満と関連性のある疾病を回避できることを示す実質的な証拠はないと指摘している。
報告書が引用したデータによると、人工甘味料を添加した無糖飲料は世界の甘味飲料市場の4分の1を占めており、且つ糖分を含む飲料のように、「糖税」を徴収されたり、健康をめぐるより厳格な監督管理を受けることはない。
(新華社より)
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