新華網北京1月9日(記者/桑彤)2016年第4四半期以降、中国のマクロ経済の多数の主要指標が絶えず改善され、企業は自信を強め、一部の外資系企業は中国市場への投資を拡大している。
中国製造業PMI(購買担当者景気指数)が2016年第4四半期に51%以上まで急速に回復したのに続き、3日に公表された中国の中小企業の経営状况の追跡を主旨とする中小企業景況感指数も急速に回復し、昨年11月の55.0から12月の56.1まで上昇した。このことは中小企業の経営が安定していることを表わす。
多数の中国企業が自信を強めると同時に、一部の外資系企業も中国経済の将来性を高く評価し、中国市場への投資を拡大している。
ドイツのハイエンド工作機械企業、Schwaebische Werkzeugmaschinen(SW)はこのほど、蘇州工業園区に新工場を開設した。蘇州工場はSWがドイツ以外の海外に初めて設立した工場で、最初に設立した上海事務所から現在の蘇州工場まで、SWの中国での戦略的な配置は、中国市場を重視する姿勢と中国に根ざした事業を展開する決意を示している。
ドイツのECMグループは先ごろ、重慶機械有限公司の設立を発表したが、同公司はECMグループにとって中国で二番目の市場及び技術サービス会社になる。 ECM(中国)機械有限公司の龍徳首席執行官は、次のように説明した。ECMグループの江蘇省金壇にある生産拠点は設立から2年に過ぎないだが、工作機械の年間生産台数が既に1,000台を超えた。メーカーと技術サポート会社の連携が深まるにつれて、ECMグループはソリューションーのカスタマイズを提供する能力が向上している。
業界関係者は次のように指摘する。中国では、外資系メーカーの顧客層が従来のピラミッドの上層から中間層へと次第に拡大し、顧客が急増している。一部の二級都市の業務も急成長している。顧客への密着が外資系企業が工場を新設する重要な要因であり、当地で直接的に顧客により迅速なサービスを提供してはじめて、日益しに増加する市場ニーズに対応できる。
(新華社より)
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