トランプ米次期大統領は7日、米国がロシアと良好な関係を保つことはいいことだと述べました。
トランプ氏は同日、ツィッターで「ロシアと良好な関係を保つのはいいことだ。悪いことと考えるのは、愚かな人しかない」と投稿しました。さらに「20日就任後、ロシアはこれまでより一段と米国を尊敬するだろう」と述べ、米露両国は、世界的問題の対応で協力できるとの考えを示しました。
トランプ氏はまた「米国情報機関の高官が明らかにしたとおり、2016年の大統領選挙の結果が、サイバー攻撃から影響を受けた証拠は一つもなく、投票機も壊れていない」と述べました。
2016年10月、米政府は声明を発表し、「ロシア政府は米国へのサイバー攻撃をハッカーに指図し、クリントン候補と民主党に不利な情報をウィキペディアに漏れた」としています。さらにオバマ大統領は2016年12月29日、ロシアが米国大統領選挙を狙ったサイバー攻撃を起こした疑いがあるとして、ロシア外交官35人の国外退去を命じました。
(中国国際放送局)
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