新華網北京12月30日（記者/于佳欣）商務部の沈丹陽報道官は29日、米国はこのほど、10の中国の市場を知的財産権の保護が不十分な市場として「2016年スペシャル301条報告書」に挙げたが、このやり方は無責任で客観性に欠け、中国が知的財産権保護のために払った努力を米国が客観的に評価することを希望すると表明した。
米国通商代表部（ＵＳＴＲ）が発表した「2016年スペシャル301条報告書」には中国の4つのサイトと6つの実体市場をを含めている。
沈丹陽報道官は次のように指摘した。「2016年スペシャル301条報告書」のうち、米国側は中国側の関係企業に対する説明に「～と言われてる」、又は「～と報じられている」などの曖昧な表現を多用すると同時に、「2016年スペシャル301条報告書は違法行為の調査結果を反映することが目的ではなく、米国政府のリスト関連国の知的財産権保護及び法執行環境に対する分析を表わすものでもない。」と自国の責任を逃れている点は、無責任で客観性に欠ける。沈丹陽報道官はまた、次のように表明した。我々は米国側がその手続きの透明性をより一層、引き上げ、公正かつ善意ある姿勢で、中国企業の知的財産権保護への取り組みにおける努力と効果を客観的に評価することを望んでいる。
（新華社より）
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