ある研究から、クリスマス休暇中、過度にSNSを閲覧し、他人の「完璧な家族写真やバケーション写真」を数多く見ると、人は気落ちしてうつ状態に陥りやすいことが判明した。海外メディアの報道を引用して参考消息が報じた。
コペンハーゲン大学の研究によると、他人が休暇でスキーを楽しむ得意満面の様子を写した写真を見るなど、SNSの過度な使用によって、他人に対する羨望の気持ちが生じる。
同大学の研究者は、これに対する対策法として、「1週間はSNSを使わないようにするなど、しばらくSNSを閲覧しないのが最適だ」と提案している。
研究では、「人々はSNSを閲覧している時、つい他人と自分を比較してしまうため、自分の気持ちが落ち込みがちになる。人に羨望の気持ちを抱かせるような写真を見ることで、マイナス影響を受けてしまう」として指摘されている。
しかし同時に、「SNSを頻繁に使用することは、人々のメンタルヘルスや生活に対する満足度に悪影響を及ぼす恐れがある。だが、SNSで積極的に他人と交流し、意思疎通を行えば、プラス作用が及ぶ場合もある」と研究では報告されている。
(人民網日本語版)
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