新華網東京12月30日（記者楊汀）日本の稲田朋美防衛相が29日の朝、A級戦犯を祀る靖国神社を参拝した。今村雅弘復興相も28日の午後に靖国神社を参拝していた。
共同通信社の報道によると、稲田防衛相は29日の午前8時ごろ靖国神社を参拝に訪れ、参拝名簿に「防衛大臣稲田朋美」と署名し、祭祀費である「玉串料」を奉納した。これは稲田防衛相が8月に防衛相に就任して以来初の参拝にあたる。稲田防衛相はこれまで他の職務に就いていた期間にも何度も参拝していたという。
日本の今村雅弘復興相も28日の午後に靖国神社を参拝していた。
26日から28日にかけて、稲田防衛相と日本・岸田文雄外務大臣が安倍晋三首相に同行して米・ハワイを訪れ、真珠湾で真珠湾事件（真珠湾攻撃）で犠牲になった米軍将兵を追悼した。
日本・内閣の閣僚による靖国神社参拝がアジアの隣国の不満を引き起こした。中国外交部の華春瑩報道官は28日、今村復興相の靖国神社参拝について答えた際、中国側は日本の閣僚がA級戦犯が祀られ、侵略戦争を美化する靖国神社を参拝するのを断固として反対する。中国側は日本側に過去のあの時代の侵略の歴史を切実に正視し、深く反省し、責任ある態度で関連の問題を適切に処理し、実際の行動でアジアの隣国と国際社会の信頼を得るよう再度厳粛に促す、と表明している。
韓国外務省は29日コメントを発表し、韓国政府は日本の政治家が侵略戦争を美化する靖国神社を参拝したことに対し深い怒りの意を表すると伝えた。評論は、日本政府は歴史を正視し、実際の行動で深く反省してこそ、周辺諸国と国際社会の信頼を得ることができると重ねて伝えていた。報道によると、韓国外務省は同日午後、駐韓日本大使を呼び出し、これについて抗議の意を表明したという。
（新華社より）
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