新華網北京12月2日（記者/李忠発）中国の習近平国家主席は1日、北京の人民大会堂でラオスのトンルン首相と会見した。
習近平主席は次のように指摘した。中国とラオスの国交樹立以降の55年間、両国の伝統的な友情が日増しに深まり、各分野における協力も全面的かつ迅速な発展を遂げ、実り豊かな成果を上げてきている。これは両国の人民に実益をもたらしただけでなく、当地域の平和や安定、繁栄にも重要な貢献をしてきている。
習近平主席は次のように強調した。中国とラオスは二国間関係の良好な発展の勢いを一層確固たるものにして、全面的戦略の協力を拡大せねばならない。双方は発展戦略の連結を強め、「一帯一路」の建設を共同推進し、生産能力の面での投資、エネルギー開発、経済協力パーク、インフラ整備などの分野における協力を強めなければならない。中国側はラオス側と、中国・東南アジア諸国連合（ASEAN）の協力や瀾滄江―メコン川協力、国連などの多角的な枠組みの中での協調と協力を引き続き強化し、引き続き理解し合い、支持し合っていきたい。
トンルン首相は、次のように表明した。ラオスと中国の国交樹立以降の55年間、両国関係の発展が迅速で、経済貿易や人文などの各分野における協力が実り豊かな成果を上げてきている。ラオス側はラオスと中国の両党両国の交流・協力の強化に積極的に取り組んでおり、中国のことを地域の平和と安定を維持する重要な力だと認識しており、国際と地域の事務における意思疎通と協調を緊密にすると同時に、ASEANと中国の関係の更なる発展を引き続き推進していきたい。
(新華社より)
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