新華網北京12月2日 発展は人類社会の永遠のテーマで、発展権は剥奪することができない人権だ。発展を通じて世界的な課題の根源を取り除き、また人民の基本的な権利を保障することは、人権を改善する効果的なルートであり、人権事業の絶え間ない進歩を推進する根本的な原動力だといえる。
今年は国連で『発展の権利に関する宣言(Declaration on the Right to Development)』が採択されてからちょうど30周年にあたる。国務院新聞(ニュース)弁公室は12月1日に、『発展権:中国の理念、実践と貢献』白書を発表した。白書は8つの方面から中国が発展権の提唱者、実行者及び推進者として、時代とともに進歩する理念、日に日に完備される制度、極めて効果的な実践により人権事業で獲得してきた輝かしい成果を全方位的に紹介し、発展権による人権の保障・改善、人権事業の進歩の推進に対する重要な役割と重大な意義を深く表し、国連が提唱した発展の権利を世界的な範囲で着実に実行するために、有益な中国の経験を提供した。
人民の発展権を実現するには、理念の正しい導きが必要で、制度の力強い保障が欠かせない。人権に完璧なものはなく、さらに改善されていくものだ。まさに習近平主席が国連開発サミットで指摘したように、「発展は生存と希望を託し、尊厳と権利を象徴している。」より十分な発展権を実現させることは、中国人民の夢であり、世界人民の夢でもある。我々は手を携えて前に進み、持続可能な開発のための2030アジェンダの採択を新たなスタート地点として、公平で、開放的で、全面的で、革新的な発展の道を共に歩み、中国の夢と世界の夢を互いに激動させ、人類運命共同体を共に築き、世界の発展と進歩のために新しく、より大きな貢献をしていこう。
(新華社より)
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