新華網北京11月24日 中国外交部の耿爽報道官は23日、次のように述べた。アジア太平洋地域の自由貿易の手配は政治化されるべきではなく、各方面はあまりにも地政学の視点から自由貿易の手配を考えて解読してはならない。それらはゼロサムの関係ではなく、互いに排除するべきではなく、互いに促進するべきだ。
同日の記者会見で、ある記者が次の質問を提出した。メディアの報道によると、一部の「環太平洋経済連携協定」(TPP)のメンバーは米国がTPPを離脱するなら、中国がTPPに参入してほしいと表明したが、これに対する中国側の態度は?それに、メディアは米国のTPP離脱がアジア太平洋地域の経済貿易事務の主導権を中国に渡すもので、中国にとって大きなチャンスだと思うが、これに対し中国側がどう評するのか。
耿爽報道官は次のように語った。いわゆる主導権について、アジア太平洋地域のことはアジア太平洋各国が協議を通して処理するが、ある一国のみで決めるべきではないと、我々は終始そう思っている。アジア太平洋地域の経済貿易のルールは関連する各方面が平等な協議を通して共に決めるべきだ。(翻訳/薛天依)
(新華社より)
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