国連のパン・ギムン事務総長は18日、報道官を通して声明を発表し、モロッコのマラケシュで開催された国連気候変動枠組み条約第22回締約国会議(COP22)の成果を歓迎し、温室効果ガス排出削減の為のさらなる努力を各国に呼びかけました。
声明では、「今回の会議で『マラケシュ行動計画』が採択され、『パリ協定』への支持が再び強調されたことは、『パリ協定』をいち早く実施するという各国政府の揺るがぬ決意を表している」としています。
声明はまた、11月4日に正式発効した『パリ協定』について、18日までに、111の国(その温室効果ガス排出量は世界総排出量の75%を占める)が『パリ協定』を承認したことを明らかにしました。
さらに、パン事務総長はその声明で、2020年までに年間1000億ドルの資金を発展途上国に提供するという約定を順守するよう先進国に呼びかけています。
(中国国際放送局)
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