米国のソルトレイクシティで行われているハイ・パフォーマンス・コンピューティング(高性能計算技術)に関する国際会議で、17日、中国が初めてゴードン・ベル賞を受賞しました。
受賞したのは中国科学院や清華大学、北京師範大学、中国国家スパコン無錫センターなどが共同で研究開発したスーパーコンピュータ「神威太湖之光」で運用する気候予測アプリケーションです。
清華大学の研究員は、「このアプリケーションは向こう100年間の地球の気候シミュレーションを30日以内に完成させることができる」とし、今後の気候シミュレーションと天気予報のレベルアップにつながると話しています。
「ゴードン・ベル賞」は1987年に設立され、スーパーコンピュータのソフトウェア開発分野におけるノーベル賞ともされています。
(中国国際放送局)
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