新華網リマ11月20日(記者/銭泳文、朱慶翔)現在ペルーの首都リマでアジア太平洋経済協力会議(APEC)大臣会合に参加中の中国商務部の王受文副部長は18日、新華社記者の独占インタビューに応じた際、閉幕したばかりの大臣会合では、経済一体化の強化、多角的貿易体制への支持、サービス業協力の推進及び中小企業の国際化といったアジェンダについて議論し、まもなく開かれるAPEC非公式首脳会議のためにしっかりと万全な準備を行ったとの見方を示した。
王受文副部長は、今回の大臣会合がアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)に関する共同の戦略的研究を期日どおりに完成し、『APECサービス競争力ロードマップ』を審議・採択し、ロードマップにより2025年までのサービス業の発展目標と一連の行動を確定したと紹介した。
王受文副部長は、大臣会合が『サプライチェーンの相互接続に関する計画』『発展途上国メンバーのグローバルバリューチェーンへのより良い融合の促進に関する報告』などの報告も採択したと述べた。
王受文副部長はまた、今年のAPEC非公式首脳会議では経済貿易分野で十分な成果を上げることが期待され、地域経済の発展に重要な導きを与えるだろうとの見方を示した。
(新華社より)
関連記事: