創業板企業の平均収入規模は2009年の3.05億元から2015年に11.04億元に増加した。年平均増加率は23.9%となっている。純利益は2012年に小幅減少したものの、その後急回復して2015年の平均純利益は1.21億元となった。年平均増加率は12.9%である。
新興企業を主とする創業板企業は、一貫して高い研究開発費を投入している。2009年から2015年までの創業板企業の研究開発強度(売上に占める研究開発費の割合)は5.1%に達し、市場平均水準を上回る。自主開発から来る利益が比較的高く、粗利30%以上を長期的に維持している。イノベーションの拠点として創業板企業は、科学技術のイノベーションで強い競争力を持ち、成長型、イノベーション型の特徴を持つ。
経営:平均純利益は1.2億元
投資家が良好なリターンを得ることは、市場が長期的に発展するための礎である。2010年6月1日から2016年9月30日までに、創業板指数は何度かの起伏があったが、それでも115%の収益率を実現させている。これは上海深圳300指数の16%をはるかに上回る成績で、MSCI指数の57%よりも高い。創業板企業の平均純利益も、指数同様に2009年の5822万元から2015年には1億2075万元と107.4%の増加となっている。
統計データによると、増加幅が最も高い株は「楽視網」で、111.4%の収入増加率と53.1%の純利益増加率という業績から、上場から現在までに株価は25倍に膨れ上がっている。株価が20倍超となった企業は他に「網宿科技」があり、10倍超の企業に「三聚環保」、「機器人」、「旋極信息」、「迪安診断」などがある。
(チャイナネット)
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