李総理は、ベルギーは中国との実務的協力の展開の面で長期にわたり欧州のトップを進んでおり、中国側はベルギーと発展戦略をよりしっかりと連結し、協力の新たな成長点を探索し、科学技術イノベーションや先進的な製造業などの協力及び関連分野の人材育成を強化し、安全保障協力を強化して、実務的協力が新たな段階へ進むよう推進していきたいと指摘した。
李総理はまた次のように強調した。ベルギーは欧州連合(EU)の重要なメンバー国であり、中国のEU内における重要な協力パートナーでもある。中国側は欧州一体化のプロセスを一貫して支持し、団結・安定し繁栄したEUを見届けられるよう望んでおり、欧州側と共にすでに達成した共通認識の基盤において多分野、多形式の協力を展開できるよう願っている。ベルギー側がEU内で重要な影響力を発揮し、EUが『中国のWTO加盟議定書』第15条で承諾した条約義務を期日通りに履行するよう推進し、『代理国』の手法を中止し、中欧投資協定交渉や中欧の自由貿易区の可能性に関する研究の推進を加速して、中欧が保護貿易主義に共同で反対するシグナルを発し、双方の経済貿易関係の健全で安定した発展を推進していけるよう望んでいる。
ミシェル首相は次のように表明した。ベルギー側は両国が政治、経済、文化などの各分野における交流と協力を強化し、ベルギー・中国関係の発展に絶えず新たな活力を注ぎ込んでいけるよう願っている。ベルギー側は自由貿易を堅持し、双方の農牧業、情報通信、金融保険などの分野における貿易や投資協力の拡大に取り組み、中国企業の欧州投資の門戸となることを望んでいる。
(新華社より)
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