新華網サンフランシスコ10月8日 (記者/馬丹)米シンクタンク、ピーターソン国際経済研究所の先任研究員ニコラス・ラディ氏は6日、中国経済は投資駆動型から消費駆動型へ転換しつつあり、その成長は減速しているが、現在持続可能な発展の道を進んでいるとの見方を示した。
ラディ氏は当日、サンフランシスコで米国・百人会(Committee of 100)が組織した座談会に参加した期間中新華社記者のインタビューに応じた際、次のように語った。アップグレードとモデル転換に伴い、中国経済はその足取りを緩めているが、消費が投資に代わって経済成長のより重要な駆動力になりつつある。また、サービス業も中国経済の主要な成長点となっている。
ラディ氏は、中国経済が現在「より持続可能な発展の道」を進んでいるとみなしている。ラディ氏は、「中国経済は主に工業駆動からサービス及び消費駆動へと転換しつつあり、これが一つの良性循環を形成させています。」と語った。
ラディ氏は、中国経済の成長は減速しているが、世界の経済成長に対して依然として約30%の貢献度を維持していることから、「やはり全ての国の中では最大です」と語っている。
(新華社より)
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