中国の呉海涛国連副代表は6日、発展途上国の開発力の強化を大いに支援し、アフリカ諸国や後発開発途上国、内陸発展途上国、島嶼発展途上国への支援に一層力を入れるよう呼びかけました。
同日、第71回国連総会で経済問題担当の第二委員会は、開発活動に関する会議を開きました。中国の呉海涛副代表は会議で「開発活動は、中所得国が抱えている発展不均衡の問題を重要視し、共同発展を推し進めなくてはならない」と強調しました。
呉副代表は「国連は、『持続可能な開発のための2030アジェンダ』で、統合的な役割を果たしている。開発活動は、合理的な目標と段階的な計画を制定し、貧困撲滅に焦点をあてて、自然災害、気候変動、公共衛生などといった根本的かつ普遍的な問題に対応していくべきだ」と指摘しました。
さらに、呉副代表は「『持続可能な開発のための2030アジェンダ』では、各国が自国の経済と社会の発展について主な責任を持っており、国家自主権は持続可能な発展を実現する鍵だと強調されている」と述べました。
(中国国際放送局)
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