最近、多くの読者の紙媒体離れが指摘されるなか、従来型のグローバル雑誌の凋落が著しい。米WWDによると、ファッション雑誌《Vogue》の親会社であるコンデナスト・パブリケーションズは、コンサルタント会社にこのほど、企業再編業務を依頼。事業目線をデジタル媒体にシフトさせていくという。
報道によると、コンデナスト社の従業員の間でストラが行われるのではないかと不安が蔓延。昨年から高級管理職の退職が続いており、この先一段の大規模リストラが行われるとの観測につながっている。ある情報筋は、雑誌の事業再編はリストラを指しており、早ければ10月にも発表される可能性があると話している。
これに対しコンデナスト社は、今のところ論評を控え、リストラ情報についてもコメントを出していない。
同社はニューヨークに本部を置く国際的な出版会社。グループが発行している雑誌には《Vogue》、《GQ》、《Vanity Fair》、《Conde Nast Traveler》、《The New Yorker 》《Wired》などがあり、いずれの雑誌も世界で100以内にランキングされている。
(チャイナネット)
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