中国航天科工キャリア技術研究院の張鏑副院長は武漢市で11日、今年12月に小型ロケット「快舟1号」を使い、高分解能・リモートセンシング衛星「吉林1号03」とキューブサット衛星を2基を打ち上げると発表した。固体燃料ロケット「快舟11号」は2017年に初の商業打ち上げを実施する。中国新聞社が伝えた。
快舟1号が2013年に、快舟2号が2014年に打ち上げられ、中国の小型固形燃料ロケットによる衛星打ち上げ記録を樹立した。快舟11号は「快舟ファミリー」の技術的特徴と成果を十分に継承し、積載能力を5倍に増やし、移動型の打ち上げを採用。離陸重量は78トン、低地球周回軌道の最大積載能力は約1.5トンで、主に高度400−1500キロメートルの低地球周回軌道もしくは太陽同期軌道を飛行する単一衛星もしくは複数の衛星の打ち上げを担当する。
(人民網日本語版)
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