新華網北京8月26日(記者/趙楠)中国外交部の陸慷報道官は25日の定例記者会見で、24日東京で行われた第8回中日韓外相会議では海上問題に触れていなかった。
陸慷報道官は次のように述べた。今回の中日韓外相会議は三国の相互関係に些かの困難がある状況の下で開かれたものだ。中国側が会議に出席し日韓双方と積極的に触れ合うこと自体に、地域の平和発展と互いの関係改善を進めるための建設的意義がある。とりわけ外相会議が20カ国・地域杭州首脳会議(G20杭州サミット)開催の前に当たって、日本も韓国も中国側による杭州サミットの成功な開催を支持し、これについて中国側と協力を強め、中国側の主催の下で、サミットが世界経済に強い原動力を注ぐと同時に、二国間関係の改善にポジティブな要素を提供できることを希望していると明らかに表明した。
陸慷報道官は次のように述べた。「今回の中日韓外相会議では、各側は海上問題に触れていなかった。」中日外相の二国間会見の場では、双方は東中国海問題について踏み込んだ意見交換を行った。王毅外交部長は中国側の原則的立場を表明した上で、双方は四つの原則的共通認識の堅持に着眼し、食い違いを適切に管理・コントロールし、既存の対話協議メカニズムの調整的役割を十分に発揮させるべきだと主張した。
「検討は建設的で、有益なものだ。」と陸慷報道官は語った同時に、南中国海問題が「今回の会見の議題ではなく、議題に上ることもなかった。」と示した。(翻訳/謝艶)
(新華社より)
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