インドの独立記念日である8月15日を迎えて、インドのモディ首相は、ニューデリーのラール・キラー(赤い城)で演説を行いました。モディ首相は演説で「政府は計画通り、全国すべての部屋に電気とトイレの整備を実現する」と確約しました。
野外での排泄は、インドが長年抱える衛生面での主な問題です。国連児童基金会(UNICEF)のデータによりますと、トイレが整備されていないことによって、インドでは5億9400万人近くの住民が公共の場での排泄をしているということです。
ここ2年間、インド政府は全国各地の1万以上の村で電気の供給を実現したほか、2000万軒以上のトイレも整備しました。これについて、モディ首相は演説で、「政府は、この短期間で、農村部に2000万軒以上のトイレを整備した。これにより7万を超える村が、野外での排泄の問題を解決できたと、今、この場で自信を持って言える」と強調しました。
(中国国際放送局)
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