健康維持のためには、「食事量を減らし、運動量を増やす」べきだと人々は口をそろえていう。そして食事に関しては、食べるタイミングと何を食べるかが同じくらい重要だということが研究が進むにつれて明らかになってきている。新華社が伝えた。
英国の「栄養学会学報」に掲載された2つの論文によると、時間によって最適な食べ物があるという。例えば、午前7時に250ミリリットルの水を飲むのがいい。これは大脳の74%が水であるためだ。もし前日の夜に酒を飲んでいたら、水にレモン汁を少々加えるといい。こうすることで肝臓の毒素を取り除く効果が得られる。午前8時にはオートミールだ。オートミールにギリシャヨーグルトと牛乳をかけて冷蔵庫で一晩漬け込んでおいたものを、翌朝食べるといい。午前9時にはコーヒー1杯飲んで目を覚まそう。ただし、空腹の状態で飲んではいけない。午前10時にはかぼちゃの種を食べて腹ごなし。栄養学者のカミラ・シャフナー氏によると、カボチャの種はカロリーが低いが、ビスケットよりも栄養価が高いのだという。午前11時には少しセロリをつまむ。仕事が進むにつれ、ストレスにより血圧が上がってくるからだ。セロリにはカリウムと食物繊維が含まれ、低カロリーで、血圧降下や消化を助ける働きがある。昼食はサーモンサラダにしよう。サーモンにはたんぱく質とオメガ3脂肪酸が豊富に含まれており、野菜と組み合わせると消化促進の効果がある。食後はフルーツがいいだろうか?シャフナー氏は「昼食の後にすぐフルーツを食べるのはよくない。30~40分経ってからブルーベリーを食べるのがいい。午後にカロリー補給したい場合はバナナ1本、夜にぐっすり寝るためには夕食後に赤ワインを1杯とチェリーを少し食べるといい」と話した。
(人民網日本語版)
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