新華網8月16日ソウル(記者/姚琪琳)「THAAD」(サード=終末高高度防衛)システムの配備候補地である韓国・慶尚北道星州郡の1000人近い民衆が15日の午後、現地で集団剃髪(ていはつ)式を行い、政府による「THAAD」配備の決定に対して抗議した。
韓国メディアによると、星州郡の民衆908人が当日の集団剃髪式に参加し、韓国国内における集団剃髪式参加人数で最多記録を更新した。
連日にわたり「THAAD」システム配備に抗議する星州郡の民衆の声が高まり続けており、韓国の韓民求(ハン・ミング)国防部長官は17日に星州郡を訪問し、現地の民衆と関連事項について協議する予定だという。韓国防部長官韓民求が17日に星州郡を訪問し、「THAAD」システムの新たな配備候補地問題について討議するかは、充分に注目するに値する。いったん配備候補地が変われば、来年年末までに「THAAD」を配備する計画は延期される可能性がある、という分析がある。
(新華社より)
関連記事: