投資需要の拡大により、上半期のドル建て金相場は25%も上昇、1980年以降で最も高い伸びとなった。これにより、価格に敏感な市場をはじめ、消費者の金購入意欲が減退した。第2四半期は米国が1%増、イランが10%増となった一方、金の2大消費国である中国とインドはそれぞれ15%減の144トン、20%減の98トンとなった。
中央銀行による買い需要は、第2四半期は77トンと前年同期の127トンから40%も減少。上半期は185トンと、2011年第2四半期以降で最も低い水準となった。一方、第1四半期の金価格は大幅に上昇、中央銀行の保有する金価格1.4兆ドルに上った。
(チャイナネット)
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