2016年7月22日、英ロイター通信によると、イタリア政府は国内の遺跡や文化財修復のため、中国からの投資を呼び込む姿勢を強めている。イタリア政府関係者が中国を訪問し、資金援助を求めるケースも増えているという。参考消息網が伝えた。
イタリアのダリオ・フランチェスキーニ文化・観光相はこのほど北京を訪れ、文化芸術分野での寄付に対する最大65%の減税措置を導入する意向を示した。フランチェスキーニ氏は「現在も未来も国際的な投資者が文化、観光分野の発展に寄与する」との声明を発表した。
中国企業は最近、タイヤメーカー大手のピレリ、ファッションブランドのクリツィアを買収するなど、イタリアへの投資を拡大している。イタリアを訪れる中国人観光客も増加の一途をたどっている。
(Record China)
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