聴覚障害児救助連盟のスタート式および記者発表会が20日、北京にある中国聴覚障害児リハビリテーションセンターで行われました。連盟の発起部門のほか、公共組織、企業、メディア、リハビリテーション機構などの代表ら約150人が参加しました。
現在、中国には6歳以下の聴覚障害児が約13.7万人おり、世界で最も多くの聴覚障害児いる国です。地域ごとの発展が不均衡であるため、これらの児童に対するリハビリテーションのカバー率とその質も、各地域間で大きな差があります。中国では、専門的な機構で系統的なリハビリテーション訓練を受けられる聴覚障害児は、全体の60%にも及ばないというのが現状です。