新華網北京7月15日 (記者/杜宇)近く開催された経済情勢専門家座談会で、習近平総書記が「中国の特色、中国の風格、中国の気概を十分に体現した経済学科建設の推進。」ということを要請した。その意義は重大だ。
現代中国は中国の歴史において最も幅広く深刻な社会変革を経験しつつあり、人類の歴史において最も大規模で独特な実践と刷新に取り組んでいる。広大な中華の大地は、毎日、日新月歩の変化を遂げている。経済学者の前に、深層から研究する無限の空間があり、解決が待たれる多数の難題もある。事実は中国の改革開放の偉大なる実践の理論研究に唯一、立脚してはじめて、活力ある生命力が備わり、実践を導くことが可能になることを再び立証した。
中国経済は現在、新旧エネルギーが切り替わる「肝心な節目」を迎えつつあり、西側の経済理論をそのまま活用するのは、民族復興を実現する偉大なる事業の教書とすることはできない。現行の経済学理論の大部分は先進国の学者が提起したという点に注目すべきだ。発展途上国に簡単に応用するならば、住む環境によって性質が変化する効果が表れる可能性がある。ましてや「国有企業改革」のような中国の特色ある経済課題は西側から回答を探すことが難しい。 中国経済は現在、複雑な転換期にあり、研究対象の内包は極めて豊富で、中国の発展は西側の経済学研究者にはない豊富な素材がある。中国の問題を解決するには、中国のプランが必要だ。「中国の特色、中国の風格、中国の気概を十分に体現した経済学科建設の推進。」の加速はまさにその時機であり、経済学者はこの肥沃な研究の土壌を無にしてはならない。
(新華社より)
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