新華網ウランバートル7月15日 モンゴル国で目下唯一の中国語紙、『蒙古消息報』のモンハートゥーラ(音訳)社長は新華社記者のインタビューに応じた際、蒙中の友好関係の更なる深化は時代の流れに順応し、蒙中両国の民衆はこれにより利益を得るだろうとの見方を示した。
モンハートゥーラ社長は長年中国で学び、働き、2007年に華中科技大学でジャーナリズム専攻の博士号を取得し、蒙中両国の交流・協力に対し長期にわたり注目してきた。
中国がモンゴル国最大の貿易パートナーと主要な投資由来国の地位を一貫して保ち、モンゴル国の対中貿易がその対外貿易総額の60%を上回ったことについて話が及ぶと、モンハートゥーラ社長は「両国の経済発展は高度な相互補完性を持ち、中国という『スーパーマーケット』はモンゴル国の経済発展における無限の原動力で、また掘り起こす価値のあるより大きな潜在力もあり、これらの潜在力をいかに掘り起こすかはモンゴル国の今後の経済発展にとって極めて重要です。」と語った。
ハートゥーラ社長は中国のかなりの所へ行ったことがある。数年間にわたり、彼女は中国のめざましい発展の変化を見届けてきた。「中国の変化は人々を震撼させ、中国に行くたびに新たなサプライズがあります。」
モンハートゥーラ社長はまた、中国のモンゴル国へ無償援助やモンゴル国人民に対する中国人民の友好的なよしみも彼女を十分に感動させ、このようなよしみが両国関係を更に発展させる「活性剤」となるだろうと記者に語った。モンハートゥーラ社長は、モンゴル国は議会選挙が実施されてまだまもなく、新議会と政府が成立するにあたり、中国・国務院の李克強総理がモンゴル国を訪問することは、非常に重要な意義があるとの見方を示した。モンハートゥーラ社長は、蒙中の友好関係の発展は阻止できない歴史の流れであり、李克強総理の今回の訪問が、シルクロード経済ベルトとモンゴル国の「草原の道」の提案を連結させたプロジェクトのモンゴル国での実行を促進し、モンゴル国の経済、社会の発展及び民衆の生活の改善のために、積極的な影響をもたらせることを信じている。
(新華社より)
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