モンゴルの首相と大統領の招きに応じて、李克強総理は13日から16日にかけてモンゴルを公式訪問するほか、第11回アジア欧州会議(ASEM)首脳会合に出席します。これを受け、李克強総理は13日、モンゴルのメディアに「より親密な隣人 良きパートナーに」と題する署名入り文章を発表しました。
李克強総理は文の中で、「これまで20年の間、中国とモンゴルの実務的協力は多くの成果を収めた。両国の貿易額は約50倍にまで成長し、中国は数年にわたってモンゴルの最大の貿易パートナー国及び出資国になり、相互連結とインフラ産業、環境保護などの分野での協力は持続的に拡大している。中国は協力の中で互恵共栄を堅持し、お互いの関心事を考慮しながら、モンゴルの発展を援助してきた」と示しています。
また、「中国のシルクロード経済帯構築構想とモンゴルの国家戦略『草原の道』との結合について双方は合意に達しており、実務的協力には大きな可能性がある。両国は鉄道と道路、国境ゲートの連結を強化し、鉱物資源の高付加価値化のための加工やエネルギー供給、畜産製品の地元での加工などの分野での協力を拡大すべきだ」と指摘しました。
さらに、「今年はASEM発足20周年にあたる。各側は、今回の会合が引き続き、新しい形の全面的パートナーシップを構築する使命を担ってくれると期待している。共同で課題に対応し、アジアと欧州の間の対話と協力を新しい段階に推進していきたい」としています。
(中国国際放送局)
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