新華網モスクワ7月1日(新華社記者/温馨)中国共産党創設95周年を前に、ロシアの著名な政論家、ロシア人民友誼大学のタブロフスキー教授は新華社記者の独占インタビューに応じた際、次のように語った。長期にわたって、中国共産党は豊富な執政経験を積み、改革開放の新時期に重要な歴史的使命を背負っている。「中国の発展の成果は、中国共産党が中華民族の脊柱であるだけでなく、世界の平和と繁栄の支柱でもあることを証明しています。」
中国共産党の誕生から辿ってきた苦難や輝かしい過程を振り返ると、タブロフスキー教授は次のように語った。中国共産党は1921年に創設されてから中国の政治舞台における卓越した力となり、前世纪30年代には抗日民族統一戦線の推進のために莫大な貢献を行い、第二次国内革命戦争中に、中国共産党は堅固で巧みに国家統一を守るために闘争し、国家の領土を完全に維持させることができた。新中国成立後、中国共産党は国家の長期的な平和を初めて保証し、また国民経済の急速な回復を推進して、工業、科学技術、文化芸術の分野において繁栄・発展してきた。
2012年末、中国共産党の党内選挙により新しい中央指導者グループが誕生した。その後すぐに中央委員会(以下は中央と称す)は改革の全面的深化のための指導グループを設立した。タブロフスキー教授は、改革の全面的深化のための指導グループの設立は、改革に対する中央の高い重視を十分に体現し、中央の改革への決意を明らかにし、また中国共産党の活力と自己革新能力をも十分に示したと指摘する。
タブロフスキー教授は、現在中国経済の発展が「新常態(ニューノーマル)」に入り、中国が経済と社会の発展への道を調整し始めたことは、中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現に役立つだろうと語った。
タブロフスキー教授から見れば、中国共産党はマクロ経済問題を解決しただけでなく、人民の物質的生活も積極的に改善した。それ以外にも、ここ数年中国共産党の反腐敗闘争への決意や規模及びその力強さは、いまだかつてないもので、中国の政治的生態を大きく変え、国内外に計り知れない影響を生み出した。
外交面において、タブロフスキー教授は次のように指摘する。中国共産党の指導者層は中国の夢により中国外交をリードするし、平和的発展の道を堅持して進み、中国の夢を実現することを強調している。中国は先進国との関係の改善・発展を探し求め、協力分野を拡張し、食い違いを適切に処理し、長期的かつ安定的で、健全に発展する新型の大国関係の構築を推進するだろう。
タブロフスキー教授は、「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海上シルクロード」の建設の推進は、中国の指導者が国内・国際という2つの大局を統一し、地域と世界の協力の流れに順応し、沿線諸国と地域の発展のニーズに一致し、当面に足場を定め、長期を見据えて提起した重大な提案と構想だと語った。
(新華社より)
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