新華網昆明6月15日 (記者/李懐岩、趙鵬)王毅外交部長は中国-東南アジア諸国連合(ASEAN)外相特別会議に出席後、記者会見を開いた。
王毅外交部長は次のように述べた。中国-東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国外相特別会議は双方の外相にとって今年初のグループ会議で、中国-ASEANの対話関係樹立25周年の節目に開かれた会議でもあり、重要かつ特別な意義を持つ。これは適時で重要な戦略的疎通と言える。会議は中国とASEANとの協力の共通認識を強固にして拡大し、中国とASEAN諸国が地域の平和と安定の擁護に尽力していく共同の声を発した。
王毅外交部長は次のように述べた。中国-ASEAN関係の持続的で健全な発展を推進するため、中国側は次のような提案を出した。双方が戦略的疎通を強化し、政治的な相互信頼を増進し、「中国-ASEAN諸国善隣友好協力条約」の締結を検討する。発展戦略を積極的に連結させ、瀾滄江-メコン川の協力を支持し、内部発展の格差を縮小し、共同の発展を実現する。教育と観光を社会人文協力の優先的な方向に位置付け、中国-ASEAN関係の新しい支柱を築き上げる。友好的協議を通じて、複雑で敏感な問題に適切に対処するように堅持する。中国側はASEANの共同体建設の重要な意義を積極的に評価し、ASEAN一体化のプロセスを断じて支持し、ASEANの地域協力における中心的地位を支持し、ASEANが国際地域事務においてより大きな作用を発揮するように支持することを再び言明する。
(新華社より)
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