新華網ワシントン6月6日(記者/江宇娟) 米国のジェイコブ・ルー財務長官は先日米国メディアのインタビューに応じた際、中国経済は正に困難のモデル転換のプロセスにあり、これは中国経済の未来にとって重大な影響力をもっており、世界経済や米国経済にとっていずれも極めて重要だとの見方を示した。
第8回中米戦略・経済対話に参加するため北京へ赴く前に、ルー財務長官は米国のケーブルニュースネットワーク(CNN)の取材に応じた際、次のような見方を示した。中米両国は世界最大の2つの経済体で、世界経済に巨大な影響力を持つ。中国が改革計画を堅持し、市場を開放し、市場の資源配分の中での決定的な役割を果たさせ、外資企業の公平な競争を認め、過剰な生産能力を解消し、国有企業を改革すれば、中国は安定した経済の見通しが得られるだろう。
ルー財務長は、中国経済は減速しているが、住民消費とサービス業が安定した成長を維持しており、これが米国企業により多くの競争のチャンスをもたらすだろう。米国は中国の市場開放を引き続き推進し、外国企業に公平な競争の環境を提供していくと語った。
ルー財務長官は次のような見方を示している、中国は知的財産権保護、人民元為替レートなどの面で著しい進展を遂げた。中国は市場をガイドとする為替制度にいっそう踏み出すという承諾を遵守している。米国は中国の為替政策ついて緊密に注目している。
(新華社より)
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