中国民用航空局のサイトが3日に伝えたところによると、2014年12月に工事がスタートした北京新空港プロジェクトは目下、全面的建設の段階に入っている。ターミナルエリアの中心部分の杭工事はすでに終わり、ターミナルビルの主体工事の他のブロックは今年3月と5月に相次いで工事をスタート。現在は土工事 排水措置、配筋、コンクリート打設などの作業が進められている。5月末現在、主体工事への実行ベース投資額は206億元(約3442億円)に達した。「人民日報」海外版が伝えた。
北京新空港プロジェクトは14年12月26日に建設が始まった。新空港は大型国際ターミナル空港と位置づけられ、7本の滑走路を備え、年間航空旅客数のべ1億人の需要に応えるものとなる。第1期目標として、25年に旅客数がのべ7200万人、貨物取扱量が200万トン、航空機発着回数が62万回に達することを目指し、滑走路4本、70万平方メートルのターミナルビル、関連の生産 生活施設を建設する。国家発展改革委員会が審査した実行可能性調査(FS)の報告によると、新空港プロジェクトの総投資額は799億8千万元(約1兆2974億円)、航空管制システムの総投資額は41億6千万元(約675億円)、燃料供給プロジェクト(空港内部分)の総投資額は22億元(約357億円)に上る。工期は5年間で、19年の完成 運営開始を目指す。
(人民網日本語版)
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