新華網北京6月1日 (記者/楊依軍)中国国務院の李克強総理は31日の午後、人民大会堂でアジアニュースネットワーク(ANN)の年次総会の出席のため訪中した各国のメディア担当者と会見し、彼らと座談会を行った。
アジアの10余の国と地域から来たニュースメディア関係者が出席した。タイ、インドネシア、韓国、ラオス、パキスタン、シンガポール、インドなどの国のメディア代表がそれぞれ中国の周辺政策や地域情勢、中国とASEAN及び関連国との関係などについて質問した。李総理はそれに一つ一つ答え、彼らと深い相互交流を行った。
李総理は次のように指摘した。中国は独立自主の平和外交政策を励行し、親・誠・恵・容(親しくすること、誠実に付き合うこと、互恵を目指すこと、寛容な姿勢を貫くこと)な周辺外交理念を持ち、平和発展の道を揺るぎなく進んでいく。我々はASEANやアジア諸国と政治的相互信頼を増進し、発展戦略を連結し、互恵協力を拡大させ、人的・文化的交流を緊密にして、地域の平和と安定を維持し、共同発展を促進するシグナルを放出し、より緊密なアジアの利益や運命共同体を共に構築して、当地域・各国の人民に一層の幸福をもたらせるよう望んでいる。
李総理は、中国側は地域・国家と手を携え、発展の促進に必要な平和な国際環境と安定した地域環境を共に守り、共同の利益を絶えず拡大し、外交手段を通じて平和的な方法で問題や食い違いを適切に処理し、アジアの素晴らしい未来を創り出していきたいと強調した。
(新華社より)
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