新華網北京6月1日 習近平総書記は３０日、全国科学技術イノベーション大会、両院院士大会、中国科学技術協会第９次全国代表大会で重要談話を発表し、次のように強調した。「２つの百年」奮闘目標を実現し、中華民族の偉大なる復興を目指す中国の夢を実現するために、中国の特色ある自主イノベーション路線を堅持し、世界の科学技術の最前線に向けて、経済の主戦場に向けて、国家の重大ニーズに向けて、各分野の科学技術イノベーションを加速し、世界の科学技術の競合における主導権を握る。
出席者らは戦略的機会の時期をしっかりと捉え、イノベーション駆動型の発展を堅持し、科学技術の高峰に果敢に挑み、新中国成立１００年の節目に世界の科学技術強国を建設するために奮起して邁進すると述べた。
「科学技術イノベーションは強国富民のカギを握る」
習近平総書記は次のように指摘した。イノベーション駆動型の発展戦略を実施することは、発展環境の変化に対応し、発展の自主権を把握し、コアコンピタンスを向上させる必然の選択だ。また、経済発展方式の転換を加速し、経済発展の深層からの矛盾と問題を解決する必然の選択でもあり、我が国の経済発展の新常態をより適切に導き、我が国の経済の持続的で健全な発展を維持する必然の選択になる。
「今回の会議の意義は重大で、『２つの百年』奮闘目標を実現するための重要な瀬戸際であり、科学技術イノベーションは強国富民のカギである。」中国科学技術協会第９次全国代表大会の代表で、中国生物多様性保護・緑色発展基金会の周晋峰秘書長はこう語った。
「科学技術の成果を絶えず生み出す土壤を育む」
習近平総書記は談話で次のように提起した。「科学者の自由闊達な発想、大胆な仮説、真摯な探索を容認する」、「筆頭の科学技術専門家に職務と権利を取得させ、より大きな技術路線を策定する権利、より大きな経費の支配権、より大きな資源の管理・調整権を付与されるべきだ」、「何億人という人民の中に埋もれているイノベーションの知恵を十分に放出・活用し、イノベーションのエネルギーを十分に流動させる。」
中国科学院の褚君浩院士は次のように述べた。総書記の談話から党と国家が各分野の科学技術成果を絶えず生み出す土壤を育みつつあることを実感した。この土壤があれば、我々は世界の科学技術の重要分野において際立ったイノベーション成果を創造できる。
習近平総書記は次のように強調した。科学技術イノベーションの強大なエンジンを発動して、中国という大型船舶を世界の科技強国に向かって絶えず前進させ、中華民族の偉大なる復興を目指して絶えず前進させ、人類のより素晴らしい未来に向かって絶えず前進させなければならない。
中国科学院院長を務める白春礼学部主席団執行主席は、次のように述べた。「総書記の談話は中国の科学技術の発展のために方向を示し、世界の科学技術強国へと邁進する新しい道程がスタートした。」中国科学院は国家の替代できない科学技術戦略エネルギーとして、国の科学技術エネルギーの制度化された優位性を発揮し、行動計画の各項目の措置をより一層、深化させ、優先させると述べた。
（執筆：呉晶晶；参加：呉晶、余暁潔、馬暁澄、陳晨、王暁潔、陽娜、栄啓涵）
（新華社より）
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