日増しに暑くなり、家の中で座っていても汗が出るほどだ。屋根に植物を植えれば、室温が5−8度下がるというならば、あなたは検討するだろうか?しかし1平方メートル当たりの価格は、一般的な芝生の約10倍だ。四川在線が伝えた。
19日に開幕した2016年中国・四川住宅都市建設博覧会において、記者はこの屋根に植える「ハイテク」を目にした。約2センチの厚さの薄い土の上に、形と大きさがオジギソウに似た緑の植物が植えられていた。成都阿邦頓斯農業科技有限公司の関係者によると、この「小創草」と呼ばれる植物は、メキシコマンネングサの改良種で、自然な断熱効果、高い鑑賞性と貯水能力を持つ。さらに育てやすく、乾燥と寒さに強い。屋上に植えるだけでほぼ手入れをする必要はなく、水を200日与えなくても枯れることはない。
この関係者によると、さまざまな屋根にこの製品を植えることができるという。価格は1平方メートル当たり約260元(1元は約16.78円)。業界関係者によると、この価格は一般的な芝生の10倍に当たる。同技術は国家特許を取得済み。四川省住建庁の関係者によると、同技術はグリーン建築、スポンジ都市の建設で広く活用できる。
(人民網日本語版)
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