新華網ロンドン5月18日(記者/呉叢司、鄧茜)中国工商銀行の関係担当者は16日、中国工商銀行の持ち株子会社、工銀標準銀行公衆有限公司(工银標準)が当日、英国のバークレー銀行(Barclay bank)と正式に協定に調印し、後者(バークレー銀行)のロンドンにある貴金属保管倉庫及び関連の貴金属保管サービスを買い取る見通しであることを新華社記者に実証した。
買い取り完了後、工商銀行はロンドンに金庫を保有し、また運営能力を備えた初の中国資本の銀行となる見通しだ。これに先立ち、工銀標準はすでにロンドンの貴金属清算会社のロンドンにおける貴金属清算システムへの加入を許可されており、2005年以来当システムに加入した最初の銀行となった。
工銀標準の関係担当者は、今回のロンドンの貴金属保管倉庫の買い取りは工商銀行の貴金属サービスの能力を一層完備させ、当行に小売から卸売まで、現物商品からペーパーゴールド(papergold)までにわたり、貴金属の清算、マーケット、値決め、保管やリスク管理の全プロセスをカバーさせ、ワンストップの国際的なサービスの標準と実力を備えさせるだろうとの見方を示している。
(新華社より)
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