15日に開催された「中国臓器提供大衆教育宣伝活動」において、中国の臓器提供数がアジアでトップに立ち、自主的な善意による臓器提供システムの構築が世界で最も早い国家となったことが明らかになった。人民日報海外版が報じた。
2010年、中国で国民による自主的な臓器提供試行がスタートした。同年の自主的な臓器提供数はわずか34例、移植総数は88例だった。2014年、中国は自主的な臓器提供事業に正式に着手、2015年には、司法ルートによる臓器提供スタイルから、自らの意志による提供スタイルへのモデルチェンジがスムーズに実現した。統計データによると、中国人による自主的な臓器提供数は、6年間で120倍増加した。昨年だけでも、臓器提供者数は2766人、提供された大型臓器は7758個にそれぞれ達した。また、家族ドナーを含む移植手術件数は1万57例に上り、移植数は過去の記録を塗り替えた。
(人民網日本語版)
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