峨眉山での茶栽培の歴史は、3000年前まで遡ることができるとされる。
峨眉山の茶文化や風景を味わいに来る観光客や茶商人は、毎年途切れることがない。茶葉の摘み採りと加工、また、茶を嗜んだり、買ったりと、茶栽培と観光を融合する新たな取り組みが人々を引き付ける。
峨眉山は、ユネスコの世界自然遺産 文化遺産の両方に登録されており、その独特な自然環境で育てられた茶も、独特な風味を醸し出す。近年、峨眉山市では、茶文化体験観光を謳うほか、茶の品質を重視し、文化の香りを持つ茶のブランドの育成に力を注いでいる。
峨眉山市では、今後5年内に、大規模な茶葉栽培地域に大型製茶企業を招致、生産 観光 体験 グルメ レジャーなどの機能を持つ現代的な茶園を建設、景観エリアと栽培エリアの一体化を推進することにより、茶産業とレジャー産業の更なる融合を実現、茶文化と観光業の発展推進を計画しているという。