新華社記者 姚大偉 撮
新華網北京4月30日 中国の王毅外交部長は30日、北京の釣魚台国賓館で中国を訪問している日本の岸田文雄外相と会談を行った。
王毅氏はまず日本の熊本県でさきごろ発生した大きな地震災害について慰問の意を表した。
王毅氏は次のように述べた。きょうは岸田外相が3年余り前に日本の外相に就任してから初めての中国訪問となる。この数年の間に、中日関係は紆余曲折が絶えず、繰り返して谷底にまで落ち込んで、その原因は日本側がよくわかるだろう。近日、日本側は両国関係を改善したいという希望を何度も提出し、岸田外相も第一歩を踏みだしたいと表明した。もし岸田外相は真心がこもってきて、私は歓迎する。中国では、「听其言,観其行(人を判断するには、その人の言葉を聞くだけでなく行動もよく見なければならない)」ということわざがある。今日は岸田外相の中日関係の改善に対する意見を聞き取りたい。同時に、日本側が着実に行動できるかどうか見て見たい。
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