中国のアニメ産業ビッグデータ専門機構は27日、浙江省の杭州市で、2015年版の「中国アニメ映画発展報告書」を発表しました。
この報告書によりますと、2015年、中国大陸で上映された海外アニメ映画は14本で、その興業収入は23億5400万元。一方、国産アニメ映画の上映本数は43本で、興行収入は20億5400万元だったということです。
これを受けて、中国電影(映画)評論学会産業研究センターの朱玉卿主任は、「2015年の世界の映画興行収入は昨年同期比2.8%増の380億ドルだったのに対して、中国では42%増の67億8000万ドルだった」と明らかにしました。
また、2015年に中国で上映された海外アニメの本数は、アニメ映画全体の約25%でありながら、興業業績では国産アニメを上回り、全体の約53%を占めました。そのうち外国アニメのランキングベスト3はトップから順に、日本の「STAND BY MEドラえもん」、米の「ベイマックス(Big Hero 6)」、「ミニオンズ(Minions)」でした。
(中国国際放送局)
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