公安部(公安省)が「微信」(WeChat)アカウントを通じて発表した「交通安全メッセージ」によると、同部は新エネルギー自動車の発展を一層促進し、新エネ車をよりはっきり区別しやすくするため、新エネ車を差別化する交通管理政策を実施することとし、これから新エネ車専用のナンバプレートを導入するという。同部交通管理局は事前に行った調査論証を基に、プレートのサンプルを数点デザインし、現在は公開で意見やアイディアを募ると同時に、サンプルの人気投票も行っている。「北京商報」が伝えた。
同局の責任者は、「第一段階のテスト、ふるい分け、論証を経て、新エネ車専用プレートのサンプルを作製した。そのうち小型車と大型車にはそれぞれ3つのサンプルを用意した。デザインにあたってはグリーン 環境保護の願いを込め、専用のマークも入れ、偽造防止とプレート作製の新技術を応用し、差別化された管理を可能にしただけでなく、新エネルギーの特色もはっきりと示すようにした。一般車両のプレートと違い、新エネ車専用プレートには新しい字体が採用され、番号が1けた増えている。長さは40センチメートルあるが、取付には問題ない。けたが増えたので、一般車両のプレートとの番号の重複を避けることができ、新エネ車の今後のニーズの増加にも対応でき、さらに高速での走行中も正確に識別することが可能だ」と話す。
同局がまとめた統計では、15年末現在、全国の車両保有台数は2億7900万台で、そのうち自動車は1億7200万台だった。新エネ車は58万3200台で、前年比169.48%増加した。そのうち(完全)電気自動車は33万2千台で、新エネ車の56.93%を占め、前年比では317.06%増加した。
(人民網日本語版)
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