新華網ギリシャ4月1日（記者/陳占傑 劉咏秋）ギリシャエーゲ大学国際経済関係研究所、ギリシャ欧州外交政策財団などの5つの研究機関が、30日に「一带一路（シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード）とギリシャ」シンポジウムを開催し、中国の「一带一路」提案の発展方向やそれが獲得した進展及びとギリシャがこの提案に応じた際に演じた重要な役割について研究討議した。
ギリシャ国際商業会議所(ICC Greece)のウェニコス（音訳）議長は、ギリシャなどの関係国が「一带一路」建設への参与を通じて中国経済発展の「急行列車」に搭乗することができるだろう。これは逃してはならないチャンスだと述べている。
ギリシャ欧州外交政策財団のゾガプロス（音訳）研究員は、ここ数年欧中関係の発展はギリシャと中国の協力を推進しており、このような協力は欧中関係をさらに強化すると指摘する。ゾガプロス（音訳）研究員は、ギリシャは「一帯一路」建設の中で重要な役割を演じている。中国中遠集団はギリシャ・ピレウス港への投資における両国の協力の緊密化に対し活性化させる役割を果たしたと強調している。
鄒肖力在ギリシャ中国大使はシンポジウムの式辞で、「一带一路」は中国の発展を促進する偉大な構想で、世界の発展を促進する中国方案でもあると述べている。
複数のシンポジウムに参加した専門家は、ギリシャは一つの重要な海運国で、商船の総トン数では世界のトップクラスにあり、中国の輸出入貨物のかなりの部分はギリシャ商船により輸送され、またギリシャが置かれている重要な地理位置が加わったことにより、両国は「一带一路」建設の方面で広大な協力の将来性を持っているとの見方を示している。
（新華社より）
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