新華網ウェリントン3月31日 (記者宿亮)ニュージーランド最大の都市、オークランド市では最近、暴徒が中国人留学生を暴行、強盗する事件が多発している。在ニュージーランド中国大使館はこれをとても重視し、現地の警察当局と交渉し事件の早期の解決を要請した。
29日、在ニュージーランド中国大使館の屈光洲・政務参賛は同国警察総署の外国人保安担当の副総警司と緊急会見し、迅速な犯人の処罰を求めた。同時に、在ニュージーランド中国大使館の王魯タン・大使は対策会議を召集し、留学生の安全対策強化を指示した。
屈参賛によると、オークランド市では無辜の中国人留学生への暴行強奪など重大な刑事事件が最近連続発生しており、被害者は身心に深刻な被害を受け、看過できない悪影響をもたらしている。在ニュージーランド中国大使館、在オークランド中国総領事館はこれに対して厳重な関心を示しており、ニュージーランド側の高度な重視を求めるとともに、一刻も早く事件を解決し、容疑者を拘束の上公開し、犯罪行為をおびえさせ、被害者と社会に釈明するよう求めている。
屈参賛は、犯人への追及を緩めることは被害者に対する不公平だと強調し、ニュージーランド側が適切で実行可能な措置を採り、事件が多発している地区では警備を強化し、中国人の身体と財産の安全を確保することも要請した。
(新華社より)
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