アルジェリアを訪問中のシリアのムアレム外相は現地時間30日、「シリア政府は、シリア問題を討議する次期のジュネーブ交渉に参加する」と明らかにしました。
これは、ムアレム外相がこの日、アルジェリアのブーテフリカ大統領及びラマムラ外相と会談した際、メディアに対して表明したものです。
ムアレム外相は、また、シリア政府軍が最近、中部の古城パルミラ(アラム語名:タドモル)を奪還したことについて、「これはシリア政府だけの勝利ではなく、国際社会がテロと戦い収めた勝利でもある」と強調しました。
なお、国連のデミストゥラ・シリア担当特使は24日、「シリア問題を巡って行われたジュネーブ交渉は24日で一段落がついた。10日間協議した結果、シリア政府と反体制派の高等交渉委員会は12項目の原則の問題において意見が一致した。次期の交渉は4月9日から始まる」と明らかにしています。
(中国国際放送局)
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