新華網北京3月24日 中国外交部の華春瑩報道官は23日、最近一部のメディアによる「中国の港が朝鮮船の入港を全面的に禁止した」という報道は事実に即さないと表明した。
当日の外交部の定例記者会見である記者が、一部の日本メディアの報道によると、中国の営口港、濰坊港などの港がすでに朝鮮船の入港を全面的に禁止したとのことだが、あなたはこの件について実証することができるか、と質問した。
華報道官は次のように述べた。中国側は責任ある態度に基づいて、国連安全保障理事会決議の第2270号決議を真剣且つ全面的、完全に執行していく。最近、一部のメディアが中国の港が朝鮮船の入港を全面的に禁止したと報じたのに我々は気づいている。中国側の関連の主管部門は厳粛・真剣に確認を行っており、上述の報道は完全に事実に即さない。
華報道官は「このニュースがどこから来たのか私には分かりませんが、関連メディアが責任ある態度で報道を行い、とりとめのない風聞を根拠にして行動したり、更にはニュースをでっち上げるようなことをしないよう望んでいます。」と述べた。
(新華社より)
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