新華網北京3月22日 (記者/靳若城)中国外交部の華春瑩報道官は21日の定例記者会見で、国際刑事警察機構(ICPO、インターポール)は主権国家が参加する政府間国際組織だ。台湾による関連の国際組織活動への参加に肩を持たないよう米側に促すと表明した。
報道によると、米国のオバマ大統領は18日に上下両院の決議案を批准し、台湾にICPOのオブザーバーとしての地位を獲得させるため、国務長官に行動計画の策定を求めたという。
華報道官はこれに対し次のように表明した。ICPOは主権国家が参加する政府間国際組織であり、当組織の規約では加盟国となる資格に対し明確に規定している。中国側は一貫して1つの中国の原則に基づいて、台湾による国際組織活動への参加問題を処理しており、この立場は明確で、一貫したものだ。実際に、中国大陸部と関連方面は、ICPOの刑事犯罪取締り協力方面における台湾地区の参加について、実務的な配置を行っている。事実が証明するように、この配置は有効的なものだ。
華報道官は、台湾問題は中国の内政にあたる。中国側は米国側に1つの中国政策と中米間の3つの共同宣言の原則を厳守し、台湾による関連の国際組織活動への参加に肩を持たず、両岸関係の発展と中米関係が妨げられないようにするよう促すと述べた。
(新華社より)
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