中国インターネット協会と国家インターネット応急センター(CNCERT)が18日に共同で発表した「中国のインターネットサイトの発展状況及びその安全性報告(2016)」によると、2015年12月末現在、中国のサイト総数は420万サイトを超え、前年に比べた純増数は約62万サイトだった。昨年の純増数だけで過去5年間の純増数の合計を上回ったという。人民日報海外版が伝えた。
同報告によると、中国のネット接続市場の競争が日に日に激化しており、市場の集中度がますます高まった。これと同時に、地域別にみたネットの発展状況は調和が取れておらず、アンバランスで、地域内でも相対的な集中がみられる。15年末現在、サイトのうち東部地域のものが69.28%を占め、中部地区は18.01%、西部地区は12.71%。サイトの主催者の所在地に基づく統計でも、ネット接続プロバイダーの所在地に基づく統計でも、サイトの主な分布先は広東省、北京市、江蘇省、上海市、浙江省、福建省などの東部沿海の省市だった。
(人民網日本語版)
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